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漫画で解説!甘えさせと甘やかしの違い&甘やかさないしつけとは?

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子どもの正しい甘えさせかた 甘やかしとの違い

「甘えさせる」ことと「甘やかす」ことは全くの別モノです
  • 「甘えさせ」と「甘やかし」の違いを確認したい。

  • 自分が子どもを甘やかしているのでは?と心配。

  • 甘やかさないためには、子どもにはもっと厳しくするべき?と迷っている。

↑このように、 子育てをしていると「自分が子どもを甘やかしているのでは?」と心配になるときがありますよね。

 現代の子育て中のママ達の間では、「甘やかす」ことと「甘えさせる」ことは全く違うもので、「甘えさせる」ことは子どもの成長にとって必要なものだということが かなり周知されています。

 その一方で、旦那さんやママのご両親(おじいちゃん・おばあちゃん)達の間では、まだまだ「甘えさせ」と「甘やかし」を同じものだと考えている方が多いように思います。

 その結果、ママの「甘えさせ」も「甘やかし」だと勘違いされ、そのせいで「自分の育て方は子どもを『甘やかし』ているのでは?」と自信がなくなってしまうママも多いのではないでしょうか?

 そこで、今回は「甘えさせ」と「甘やかし」の違いについてご説明したいと思います。

 また、子どもに厳しくするのではなく、本当の意味での甘やかさないしつけとはどんなものなのかを漫画をつかってご紹介します。

 子どもを「甘えさせる」こと自体が「本当に子どもにとって良いことなのか?」と疑問に感じているかたはこちら↓の記事も合わせてお読みください。

 

 

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子どもを「甘えさせる」ことと「甘やかし」の違いは?

子どもの正しい甘えさせかた 甘やかしとの違い

子どもの「甘えたい」という気持ち

 そもそも子どもが甘えてくるのは、

「弱みや欠点も含めた ありのままの自分を親に受け入れて欲しい」
「親に愛されていることを確認したい」

という、自分が親にとって大切な存在であることを確かめたいたいからです。

 そして、「甘えさせる」というのは、その子どもの「甘えたい」という気持ちを受け止め、安心や安らぎを与えてあげることです。

子どもの正しい甘えさせかた 甘やかしとの違い

子どもを甘えさせると、自己肯定感や自立心がアップする

 子どもを「甘えさせる」とは、子どもがこけて痛がっている時に慰めてあげたり、子どもが抱っこや ひざの上に乗せてほしがるとき、または、着替えや食事などを「やって」「手伝って」と言って来たときなど、子どもが甘えてきたときに快く応じてあげることです。

 このとき、子どもの甘えたい気持ちを否定するような「もう赤ちゃんじゃないんだから、抱っこはしないよ」「お兄ちゃんなんだから自分でやりなさい」などの対応をしてはいけません。

 子どもの「甘えたい」という気持ちを きちんと受け止めることによって、自己肯定感(自分は大切な存在であるという意識)が高まり、失敗しても親は愛してくれる・助けてくれるという自信があるからこそ、色々なことにチャレンジするようになり、自立がすすむとされています。

 その一方で、子どもがやると「時間がかかるから」「汚れるから」「危ないから」などの理由で、何でもすぐに親が手伝ったり口出しする過干渉や、親の都合を優先するために子どもの言いなりになる甘やかしは子どもの成長する機会を奪う行為とされています。

子どもの正しい甘えさせかた 甘やかしとの違い

甘やかしは子どもの成長する機会を奪ってしまう

 

甘やかさないしつけとは?

 それでは、上記を踏まえたうえで子どもをしつける場合には どのような対応が「甘えさせ」で、どのような対応が「甘やかし」になるのでしょうか? 

 例として、子どもがおもちゃを買って欲しがるケースを考えてみましょう。

子どもの正しい甘えさせかた 甘やかしとの違い

おもちゃを欲しがる子ども…どう対応すればいい?

 子どもの気持ちを受け止めることが「甘えさせ」であるならば、たとえおもちゃを買ってあげなくても、次のような対応が正しい「甘えさせ方」であると言えます。

子どもの正しい甘えさせかた 甘やかしとの違い

甘えさせる=子どもの気持ちを受け止めること

 まず、子どもの気持ちをちゃんと受け止めたことを示すために、子どもが「良いな」と思ったことについて賛同するのです。

 子どものセンスを褒めると言えばわかりやすいかも知れません。

 その後で「おもちゃは買えない」と断れば良いのです(もちろん、買ってあげても良いですが)。

 おもちゃを買ってもらえないこと自体に対して 子どもは不満を言うかも知れませんが、子どもの自尊心や自己肯定感を大切にしている親の気持ちは伝わるはずです。

 私の経験では、親が子どもの気持ち(子どもがそのおもちゃを良いと判断した考えや、その考えにいたった経緯など)をきちんと受け止めてやると、意外と素直に子どもは買ってもらうのを諦めてくれます。

 一方、「甘やかし」は子どもの気持ちとは関係なく、親の都合で子どもの要求を呑んでしまう場合です。 

子どもの正しい甘えさせかた 甘やかしとの違い

甘やかし=(大人側の都合で)子どもが成長する機会を奪うこと

「甘やかし」では、子どもの気持ちに特に向き合っているわけではないので、子どもの自己肯定感を高めることになりません。

 さらに、例えば「泣けば要求が通る」「大騒ぎすれば買ってもらえる」などと 子どもが間違った学習をしてしまい、子どもの成長にとって悪い影響を与えてしまいます。


 次に、子どもの気持ちを無視して厳しくする=「突き放す」行為は一番サイアクと言えるでしょう。

子どもの正しい甘えさせかた 甘やかしとの違い

突き放し=子どもの自己肯定感や自尊心を傷つける

 親は子供に「我慢」を覚えさせたいつもりかも知れませんが、子どもにとっては自尊心や自己肯定感を傷つけられただけでなく、「ママはわかってくれない…」などと親への信頼や信用を損なうことになります。

 

 このように比較すると、「甘えさせ」「甘やかし」「突き放し」のそれぞれの子どもへの影響の違いが一目瞭然ですね。

 その他の子どものわがままへの対応については、是非こちらの記事↓も合わせてお読みください。

 

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まとめ-
「甘えさせ」と「甘やかし」の違いは、子どもの気持ちが大事にされているかどうか

 いかがでしたでしょうか?「甘えさせ」と「甘やかし」の違いや、厳しくするのではない「甘やかさないしつけ」についてお分かりいただけたでしょうか?

 では、ここまでのお話をまとめます。 

【甘えさせ】
 子どもの「甘えたい」気持ちを受け止め、安心や安らぎを与えること
 ⇒ 子どもの自己肯定感自立心が育つ

【甘やかし】
 子どもの成長の機会を奪うこと(過保護や過干渉も含む)
 ⇒ 子どもが間違ったことを学習してしまう

【突き放し】 
 子どもの気持ちを無視して、親の要求を突きつけること
 ⇒ 子どもの自尊心や自己肯定感を傷つけ、親への信頼を損なう


 「自分の育て方は子どもを『甘やかし』ているのでは?」と自信がない親御さんは、いま一度、自分が優先しているのは「子どもの気持ち」なのか、それとも「親の都合や思惑」なのかをぜひ考えてみてください。

 そうすれば、その時々の子どもへの対応が「甘えさせ」なのか「甘やかし」なのかが分かると思います。

 また、「子どもにはもっと厳しくした方が良いのでは?」と迷っている親御さんは、子どもに厳しくする(突き放す)ことで、何が失われて、何が得られるのか?をいま一度よく考えてみてください。

 きっと、厳しくする必要なんてないことに気が付くと思います。

 

最後に、「子どもの気持ちを大事にする」には、まず「子どもの気持ちを聞き出す」ことがもっとも重要であることをお伝えしておきます。

 子どもがわがままを言う時は、かならずしも子どもの口から出ている言葉や態度が本心とは限りません。

 子どもは「恥ずかしい」ときや「眠たい」ときに、その気持ちをまったく別のわがままとして訴えてくる時があります。

 そんなとき、子どもの気持ちを正しく理解できるようにする為には、「日頃から子どもの様子をよく観察しておく」ことと、「子どもと きちんと分かり合えるまで、しっかりと話し合う」ことが重要です。

 子どもが幼いと つい忘れがちになりますが、子どもは独立したひとりの人間です。

 いくら血がつながっていようと、親に世話になっていようと、考え方や趣味・嗜好は親とは別物です。

 そのことを忘れて「なんで言うこときかないの?!」「どうしてお母さんが言ってることがわからないの?!」「いいから親の言うことをききなさい!」などと子どもに向かって言うなんてナンセンスです。

 親が子どもの気持ちを大事に扱うことは、子どもの自己肯定感や自立心を成長させるだけでなく、その後の子どもの考え方にも影響を与えます。

 親に自分の気持ちを大事にしてもらうことで、今度は子ども側も 親やお友達などの気持ちを 同じように大切に扱うようになります。

 そうすれば、親と子どもで意見が対立したときでも、お互いに考え方や気持ちを尊重しあいつつ、スムーズに話し合うことができるようになるはずです。

 幼い子どもと きちんと話し合うことは(子どもがわがままを言っているときなどは特に、)非常に骨が折れますが、その後もずっと親子の関係を良いものにしたいのであれば、是非とことんまで話しあってみてください。

 話し合いの末、親子がお互いにわかりあえたときは 以前よりもずっと子どもを愛おしく感じるはずです。

 私も、息子とこれまでにも何度もわがままの度に話し合いをしてきましたが、これからもずっと、何度でも話し合いをつづけていきたいと思います。



【合わせて読んでいただきたい】こちらの記事もおすすめです↓

 

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