-
生後1~3ヵ月目で、母乳がちゃんと出ているのか不安。
-
赤ちゃんが母乳をちゃんと飲めているか心配。
-
ミルクをどれだけ足したら良いのか分からない。
↑のように、赤ちゃんが生まれて間もない頃は、お母さんも不安がいっぱいだったりしますよね。
こんにちは。3歳の男の子をワンオペで育てているゆうちゃんママです。
私は息子が生まれてから完全母乳育児で育ててきました。
しかし、最初のうちは苦難の連続でした。
私は、うちの息子が生まれてから3ヶ月間、特に1ヵ月目は、
母乳がちゃんと出ているのか?
赤ちゃんはちゃんと飲めているのか?
ミルクを足さなくて大丈夫か?
と、常に不安でした。
そして、ノイローゼ手前までいきました。
1ヶ月検診が終わった2日後におっぱいの事とノイローゼが心配で、再び産婦人科にかかったほどです。
そんな当時の私が、どうやって不安を解消したのか、その3つの方法をご紹介したいと思います。
その方法とは…
- 授乳の前と後で赤ちゃんの重さをベビースケールで計った。
- 搾乳器で、母乳がしっかり出るのを目で見て確認した。
- 毎日2リットルほどタンポポ茶を飲んだ。
↑の3つの方法で、自分の母乳の出る量に対する不安を解消しました。
それでは、これから詳しくご説明していきます。
スポンサーリンク
生後1~3ヶ月は母乳がちゃんと出ているか、自信が持てない時期
出産を終えて1ヵ月~3カ月の間は、ホルモンバランスの変化の影響で、お母さんは心身共に大きく変化する時期だと思います。
さらに、赤ちゃんが生まれたことで生活スタイルが大きく変わるのは言うまでもありません。
そんな大変な時期に、家族をはじめとする周りの人から、
「赤ちゃんが泣くのは、母乳が足りてないからじゃないか?」
「ミルクをもっと飲ませた方がいいんじゃないか?」
「2週間検診で赤ちゃんの体重が減っていたのは、母乳の出が少ないからじゃないか?」
などと心配の声をかけられると、それはお母さんにとって批難の声に聞こえます。
「ようするに、あなたのおっぱいが悪いからじゃないか?」と…。
それで私はノイローゼ気味になりました。
(産後入院中に母乳の状態は良好と言われていたにもかかわらずです。)
お乳の出る量は、お母さんがストレスを感じていると更に減ってしまうと言われています。
ですから、①おっぱいが悪いと非難される→②ストレスが溜まる→③母乳がさらに出にくくなる→①非難される…という、負のスパイラルに陥りやすいのです。
しかし、できるだけ母乳で育てたいと思っていた私は、最初の1ヶ月間は時々ミルクもあげたりしながら(←夫がミルクにこだわったので)、母乳メインで育てました。
すると、心配する必要なんて無かったほど、息子は順調に大きくなってくれていました。
お医者さんのお話では、「生後1ヶ月の間は母乳の出に不安を感じるお母さんが多く、そのせいでミルクを必要以上に赤ちゃんに飲ませてしまって、1ヶ月検診の時点で赤ちゃんを肥満気味にしてしまう人が多くいる」とのこと。
「やっぱり私は間違ってなかった!これからは自分のおっぱいに自信を持って、母乳育児を続けていこう!」と意気込んで1ヶ月検診から帰ったものの、検診の結果を聞いたにもかかわらず、夫のミルク推しは相変わらずで、とうとう私はキレました。
そこで、夫にも「私のおっぱいはちゃんと出ている」ということを分かってもらうために、次の2つの文明の利器を用いることにしました。
母乳不足の不安を解消するためには、赤ちゃんがどれくらい母乳を飲めているか確認すればいい―ベビースケールを使う
出産で病院に入院していたときは、ベビースケールを使ってどのくらい赤ちゃんが母乳を飲んだのか、随時ノートに書き留めていました。
そこで、家にもベビースケールを置けるように、市販されているものを探しました。
で、実際に私が購入した物がこちらです。↓
正直、もっと早く(出産前に)買っていれば良かったです。(←届くのに何日かかかったので…。)
このベビースケールは薄くてフラットなデザインなので、赤ちゃんを載せやすいです。
スケールの上にバスタオルを何枚か敷けば、赤ちゃんも痛くありません。
また、薄いので隙間に置いておけたりして、収納にも困りませんでした。
母乳を飲ませる前と後に、このベビースケールに赤ちゃんを載せるだけで、これまでの不安がだいぶ解消されました。
だって、赤ちゃんがどれだけの量(グラム数)を飲んだのか、数値でわかるんですから。
母乳の出る量にまだ不安が残るうちは、私は毎回これで計っていました。
母乳不足の不安を解消するためには、母乳がどれくらい出ているかを実際に目で見る―搾乳器
しかし、赤ちゃんのご機嫌が悪くて暴れるときや、少し大きくなってきて自分で動き回れるようになってきた後では、ベビースケールの上でじっとしてくれず、きちんと飲んだ量を計ることが困難になってきました。
そこで、 今度は別の道具で母乳の出る量を確認しました。
そう、搾乳器です。
こちら↓が私が実際に購入した搾乳機です。
メデラ 搾乳器 手動 ハーモニー Harmony 150ml 005.2058
- メーカー: メデラ
これは取っ手の部分を押すことで、お乳が吸い出される仕様になっています。
赤ちゃんがお乳を吸う時と同じ原理で吸い出すようになっているので、まったく痛みを感じることなく搾乳できます。
ちなみに、私の感想としては、手でおっぱいをつぶして絞り出すよりも、たくさんお乳を吸い出せると思います。
手で搾乳するのは痛いですし、こちらの搾乳機を使う方が断然おすすめです。
吸い出されてタンクに入った母乳の量は書いてあるメモリを読めば何ミリリットルあるのかが分かります。
その結果、1回の搾乳で200ml以上、多い時は400mlくらい母乳が出ていることが分かりました。
こうして、実際に自分のおっぱいからお乳が出ているのを目で見て確認できたので、かなり自分のお乳の出には自信がつきました。
そして、夫もようやくミルクを勧めてくることが無くなりました。
母乳不足の不安を解消するたに、母乳の出を良くする「たんぽぽ茶」を飲む
最後に、私が母乳の出を良くするために、毎日かならず飲んでいたものをご紹介します。
それは「たんぽぽ茶」です。
たんぽぽ茶には母乳の分泌を良くする効果があります。
また、乳腺炎になるのも防いでくれるそうです。
実際、私は乳腺炎になったことが一度もありません。
たんぽぽ茶と聞くと、不味いイメージがあるかもしれませんが、私が飲んでいた山本漢方のこの↓たんぽぽ茶は麦茶みたいな味で、まったくクセがなく、飲みやすかったです。
やかんに2リットルほど水を入れて沸かして、そこにたんぽぽ茶の茶パックを1つ放り込むだけ!
(※茶パックはそのまま浸けておいても渋くなったりしません。
ただし、茶パックを入れて湯を沸かした場合は、そのまま放っておくと渋みが出ますので茶パックを取り出してください。)
そして、1日かけて2リットル全部飲む!それだけです。
「2リットル飲む」と書くと大変そうに感じるかもしれませんが、実際にはとくに苦もなく、特別に意識することもなく、気が付いたらやかんが空になっていたという毎日でした。
先ほども書きましたが、本当に麦茶みたいな味なので食事にも合いますし、のどが渇いたときもグビグビ飲めるのでおすすめです。
一つ注意していただきたいのは、同じ山本漢方からたんぽぽ茶は2種類販売されているのですが、↓こちらの「タンポポ茶100%」はクセが強く、私には飲めませんでした。
もし、お買い物される際には、「タンポポ茶100%(カタカナ)」ではなく、「たんぽぽ茶(ひらがな)」の方を買うことを強くおすすめします。
こっちです↓
※2021年7月9日追記
新しく発売された【meguru~めぐる~】というたんぽぽ茶もオススメです。
「母乳育児に悩んでいるママのに為につくった たんぽぽ茶」と謳っている通り、飲みやすく優しい口当たりのたんぽぽ茶です↓
スポンサーリンク
まとめ―
母乳不足不安は、赤ちゃんが飲んでいる量が分からないから
⇒ 飲んでいる量が分かるようにすれば不安はなくなる!
以上、私の母乳の出に関する不安を解消する3つの方法をご紹介してきました。
-
生後1~3ヵ月目で、母乳がちゃんと出ているのか不安。
-
赤ちゃんが母乳をちゃんと飲めているか心配。
-
ミルクをどれだけ足したら良いのか分からない。
↑のように、母乳育児で頑張りたいのに、不安がつきまとって仕方がない!とお困りのお母さまは、↓こちらの3つの方法(いずれか、またはいくつか)をぜひお試しください。
-
授乳の前と後で赤ちゃんの重さをベビースケールで計って、母乳を飲んだ量を計る。
-
搾乳器で、母乳がどれだけ出るか目盛で計る。
-
毎日2リットルほどタンポポ茶を飲む。
私のおすすめのベビースケールはこちら↓
おすすめの搾乳機はこちら↓
メデラ 搾乳器 手動 ハーモニー Harmony 150ml 005.2058
- メーカー: メデラ
おすすめのたんぽぽ茶はこちらです↓
赤ちゃんが生後 3ヶ月を過ぎる頃には、きっと母乳の出も安定してくると思います。
忘れないでいただきたいのは、母乳は「赤ちゃんがおっぱいを吸えば吸うほど、母乳の出る量が増える」ということです。
病院で頻回授乳や長時間授乳(20分以上の授乳)を注意されたことがあるかも知れませんが、
完全母乳育児をしたいのであれば、そんなものは無視してオッケーだと思います。
(↑あくまで個人的な意見ですが)
たしかに、頻回授乳や長時間授乳(20分以上の授乳)は母親にとって負担です。
しんどいです。乳首も傷みやすくなります。
でも、やってはいけないというわけではありません。
おっぱいは空になることで、さらにもっとたくさん母乳を作りだそうとする仕組みになっています。
ですので、何回もお乳をあげたり、長い時間かけてでもおっぱい中の母乳を飲み干すことは、おっぱいの母乳生産量をアップさせるために重要なことなのです。
完全母乳育児は正直言って大変です。苦労します。
簡単に人にすすめられるものでは無いと思います。
卒乳も、ミルクで育った子や混合で育った子に比べて遅い傾向があるように思いますし。
でも、子どもが成長したときに、「やっぱりおっぱいで育ててあげれば良かった…」と後悔する日がくるかもしれない、それは「嫌だ」と思ったので、私は完全母乳育児を頑張ることができました。
たとえ、お乳だろうとミルクだろうと、できるだけ後から後悔しない子育てライフを送っていきたいものです。
私もこれからも育児ライフを頑張っていきます…!