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園に預ける時に子どもが泣く!子どもに寄り添った6つの対処法

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園に預けるときに子どもが泣いて困る

保育園や幼稚園に預けるときに子どもが泣いて心配

 < 今回のお悩み >

  • 保育園や幼稚園に預けるときに、子どもが泣いてなかなかお別れできないので困っている。

  • 子どもが園に行くのを嫌がっていて心配…。

  • 子どもが園や先生と合わないのではないかと心配…。

 ↑このように保育園や幼稚園でお子さんが泣かずにお別れできなくて困っている方や心配されている親御さんは多いのではないでしょうか?

 とくに、お子さんが毎日のように泣いてしまったり、園に行くのを嫌がる場合は「お子さんをその園に通わせていていいのか?」と不安になってきますよね。

 うちの息子も保育園に行くのが大嫌いで、預けるときはいつも泣いてお別れしていました。

 お休みの日でも「明日は保育園いかなくていい?」と聞いてくるほど 園に行くのを嫌っていました。

 しかも、それが2年程ずっと続きました。

 一時は本気で転園を考えたほどですが、今年に入ってから急に機嫌よく園に通うようになりました。

 一体なにがうちの息子を変えたのか?

 息子が機嫌よく園に通えるようになった今だからこそ、かつての私のように悩んでいた方にアドバイスできることがあると思います。

先に簡単にお伝えすると、

子どもの気持ちにていねいに向き合い、それに寄り添った対応をひとつずつ行っていくことで、いつの間にか子どもが園に笑顔で通うようになります。

それでは、詳しくご紹介していきたいと思います。

 

 園に預けるときに泣いて離れられない子とそうではない子どもの違いについて知りたい方はこちら↓の記事も合わせてお読みください。

 

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園で別れるときに泣いて困る-うちの息子の場合

 うちの息子はほぼ2年間泣いて園に通い続けたほどのかなりの保育園だいきらい幼児でした。

 1歳5ヶ月で入園した初日は一日中クラスの隅で一人で立ちすくんでいたそうです。

 お昼の時間になっても給食を一口も食べず、先生が特別に小さなおにぎりを作ってくれましたが、全く食べませんでした。

 初日からずっと息子は朝お別れするときにギャン泣きしていたのですが、先生に抱っこされながら私の姿が見えなくなると、しばらくして泣き止み、それからは一切クラスでは泣かなかったそうです。

 それどころか、声自体をほとんど出さなかったそうです。

 先生の言いつけには素直に従っていたのですが、全く声を出さず、遊びの時間もそれほど楽しそうにしていない…。

親としては心配でたまりませんでした。

  しかし3日程経って、ようやく皆と一緒に給食を食べるようになり、教室という場所にも少しずつ慣れてきました。

  そして4月の終わり頃には泣かずにお別れできる日もポツポツ出てきました。

 しかし、ゴールデンウィーク明けには再び泣いてお別れするようになってしましました。

 さらに、保育園で感染症をうつされてしまい、しばらく休みがちになってしまったせいで朝 泣くのが余計にひどくなりました。

 朝のお別れの後はゆっくりではありましたが、息子は園や先生にも慣れてクラスでも笑顔が出せるようになっていました。
 そして、みんなと同じように楽しんだり遊んだりできるようになっていました。

 それなのに、相変わらず朝のお別れのときは毎日泣いて嫌がっていました。

 また、毎日のように「明日は保育園いかなくていい?」「今日は保育園お休みの日?」と聞いてきました。

 ひどい時は私のスマホを持ってきて、私に園へ休みの連絡の電話をかけるように催促してきました。

 私は…
「息子は今の園に合っていないのではないか?」
「もっと息子に適した園が他にあるのではないか?」
「いっそ園を辞めて、息子がもっと大きくなるまで家で一緒にいた方が良いのではないか?」

「私の愛情が足りてないから息子は泣くのではないのか?」
と何度も悩みました。

 市の発達相談に行っても、「息子さんが発達障害とは言い切れない。普通の子どもなら保育園に嫌がるのを嫌がるのは自然なことだから、気長に泣かなくなるまで待つしかない」と言われるだけでした。

 結局、他の保育園を見学したりしたものの、息子は転園することなく今の保育園に通い続けました。

 そしてようやく、今年に入った頃から息子は朝 泣かずにお別れできるようになりました

 私はこの約2年の間、息子が少しでも保育園に喜んで通ってくれるように、様々な方法を試してきました

 その中で効果があったと思うものを次からご紹介していきます。

  

園での上手な別れ方とダメな別れ方?

「保育園や幼稚園で子どもを預けるとき泣いて困る」とインターネットで調べると、よく「お母さんの別れ方がダメだから」と書いてあります。

 上手な別れ方としては「笑顔で別れて、さっさと立ち去る」ことだそうです。

 そうすることで、「泣いてもお母さんは行ってしまうんだ。だから、泣いても無駄なんだ」と分かってもらえるそうです。

反対に、ダメな別れ方として、「お母さんが心配そうな顔をしながら、いつまでも見守っている」ことだそうです。

 でも、うちの息子のように泣きながら、まるでアメフト選手のようにがっちりホールド抱きつきされたら、実際にはさっさと立ち去るなんてできません。

 先生が私の身体や脚から息子を引き剥がしてくれないと動けません

 もちろん、私の顔は笑顔にしてました。

 そして、楽しそうに「ゆうちゃん(息子)も保育園を楽しんでね♪ じゃ、バイバ~イ☆」という風に、剥がされて先生に抱っこされながら泣いている息子にいつも声をかけて園を後にしていました。

 しかしはっきり言って、こんなことで息子が朝泣かなくなるなんてことは全くありませんでした

ネット上で「笑顔で別れて、さっさと立ち去ると子どもが園で泣かずにお別れできるようになる」なんて書いている人のお子さんは、入園時からきっと「ちょっとベソかく程度」だったんじゃないでしょうか?
(↑あくまで個人の想像ですが…)

 

子どもの気持ちに寄り添うことが一番の対処法

 結局、子どもが朝のお別れのときに泣いたり、園に行くのを嫌がるのを少しでもマシにするには子どもの気持ちにていねいに向き合い、寄り添うこと一番効果があったと思います。

 では、具体的には私がどのようなことをしたのか、それを一つずつご紹介していきます。

迎えに行く時間を約束する

 息子を朝、園に送り届ける途中にその日のお迎えの時間を事前に伝えます。
 例えば「おやつを食べた後」や「みんなでDVDを観る時間」に迎えにいくと伝えます。

 そして「かならずその時間に迎えに行くからね」と約束します。

 この約束をすることで、息子が朝、園に行くのを嫌がるときでも、渋々ですが「園に行っても良いか…」という風に意見を曲げてくれやすくなりました。

 大事なのは、この約束をしたら必ず時間通りに迎えに行くことです。

 子どもは親が思っているよりずっとしっかりと約束のことを覚えています。

 約束を破ってしまうと、次の約束の効果が薄れてしまうので絶対に守りましょう。

子どもの気持ちを言葉にしてあげる

 子どもが朝 園でお別れするときに泣く原因として、じつは子どもが寝不足だったり体調が悪かったりする場合があります。

 そんなときは子どもの気持ちを代弁してあげてください。

「〇〇ちゃんはまだ眠いのね。だから、保育園に行くのがイヤなのね」
「じゃあ、今日は早めにお迎えにくるから、お家に帰ったら一緒にお昼寝しようね」

と子どもの気持ちを言葉にしてあげて、さらに不満を解消する方法(上の例ではお昼寝)を示してあげてください。

そうすることで「お母さんが気持ちを分かってくれた!」と子どもの気持ちが落ち着くことがあります。

また、先生にきちんと子どもの寝不足や体調のことを伝えるのを忘れないようにしてください。

子どもの体調管理に気を付ける

 上記のように声かけしても、子どもがどうしても園に行くのを嫌がりつづける場合があります。

 そんなときは本当に体調が悪い可能性がありますので、無理せず休ませてみた方が良いかもしれません。

 実際、うちの息子の場合ですと、朝は熱がなかったのに昼頃から熱が出てきたり、お腹の調子が悪かったりすることがありました。

 親の方の都合でお休みさせるのがどうしても難しいなら、園に預けるときには必ず先生に体調が悪い可能性をお伝えしてください。

 また、そもそも寝不足や体調不良にならないように、できるだけ規則正しい生活を送って、質の良い睡眠と食事をとれるようにしてあげてください。

子どもの前で先生に相談する

 前日に園で嫌なことがあったりすると、子どもは次の日から園に行きたがらなくなります。

 例えば、遊びの時間にお友達におもちゃを取られたり、「あっちに行って」などと言われたりすると、次の日から「もう園には行きたくない」と言いだします。

実際のところ、小さい子ども同士のおもちゃの取り合いなどは全く大した問題ではなく、取ったり取られたりしながら子どもは大きくなるものだと思います。
でも、子どもにとっては大きな問題なのです。

 そんなときは、まずお家で子どもの気持ちに寄り添うように 話をしっかりと聞いてあげてください。

 そして最後に「じゃあ明日、ママが先生に相談してあげるね」と言ってみてください。

 そして実際に、子どもの目の前で先生にそのことを相談してください。

 このとき、先生に事前に打合せをしておいて、小芝居をしてもらうとうまくいきます。

 先生も多忙でしょうから、2~3歳の子どものおもちゃの取り合いなどは普通は問題にしません
(↑おもちゃを取った子に注意したり、わざわざ呼び出して仲直りさせたりなどはしないということです。

 親としてもそんな大ごとにするようなことは望みませんしね。)

 でも、「子どもが園に行くのを嫌がっているので、それを改善するために協力して欲しい」と頼めばきっと芝居に協力してくれるはずです。

 先生には子どもの目の前で話を聞いてもらうだけでOKです。

 そうすることで、子どもは安心して次の日からまたいつも通り保育園にいくようになります。

園にいく直前は できるだけ機嫌を損ねないようにする

 朝、家を出る前にお母さんに怒られたりすると、園でお別れするときに いつもより泣いて離れなくなります。

 子どもの立場からすると、お母さんと仲直りしないままお別れするのは何よりも耐えがたいことだと思うので、園に着くまでにかならず仲直りしておいてください。

 子どもが安心して園に行けるように、しっかりと抱きしめて「さっきは怒っちゃったけど、○○ちゃんのこと大好きだよ」と声に出して伝えてあげてください。

一方的に謝って終わりではなく、子どもがちゃんと仲直りできたと感じることが必要です。

 

子どもを園にもう少し長い時間預けてみる

 子どもが「保育園より家にいる方が楽しい」、「ママと遊ぶ方が楽しい」と感じていると、朝 お別れのときにどうしても泣いてしまいます。

 こればっかりはどうしようもないと思うですが、子どもが成長することで徐々に先生や友だちと仲良くできるようになってきて、そのうち園にいる時間が楽しくなってきます。

 ただ、園に短い時間しか預けていない場合は、もう少し長い時間預けてみると改善される場合があります。

 長い間 園に滞在することで、その分 遊びの時間が増えたり、みんなと一緒に何かをする時間が増えるので、それで子どもが「園でも楽しい時間が過ごせる」ということを分かるようになります。

 実際、うちの息子も最初は短い時間しか預けていなかったのですが、長く預けるようになってから急に園での生活に慣れてきて、園にいる時間を楽しく過ごせるようになりました。

  

園に行くのを嫌がるのが長く続く場合は要注意

 ここまで、子どもの気持ちに寄り添った対処法をご紹介してきました。

 これから、それでも子どもが園に通うのが少しもマシにならず、子どもが3ヶ月以上ずっと登園を嫌がり続ける場合についてお話しします。

 ※ここからは、個人の推測を述べていきます。

 じつは、その嫌がりは「小児慢性疲労症候群(CCFS)」の症状かもしれません。

 ただし、幼児でも「小児慢性疲労症候群(CCFS)」になるのかどうか、インターネットで調べても出てきませんでした

 ですので、医学的な根拠はまったくありません。

あくまで私の勝手な想像になりますが、「もしかすると幼児でも小児慢性疲労症候群(CCFS)になって、保育園や幼稚園に通うのを極端に嫌がるようになるのではないか?」と考えています。

ただの心配のし過ぎかもしれませんが、念のため、詳しくお話していきます。

小児慢性疲労症候群(CCFS)とは?

 小児慢性疲労症候群(CCFS)とは「不登校」や「引きこもり」の小学生や中学生に多くみられる病気です。

 症状としては、3ヶ月以上つづく疲労倦怠感(けんたいかん)、睡眠・覚醒リズム障害などです。
 また、これを繰り返す場合も小児慢性疲労症候群(CCFS)と見なされます。
 有病率は0.2~2.3%と言われています。

「子供を蝕む大人の病気 慢性疲労症候群 ( 関西福祉科学大学:https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/guide/efforts/research/kuratsune/pdf/2008chounika.pdf)」によると、

  • 夜型の生活リズムによって、日常的に睡眠不足になっている。

  • 入ってくる情報量が多く、競争させられている状態で脳がずっと興奮状態になっている。

  • 自分を抑制して「よい子」を続けている。

↑このようにずっと不安や緊張した状態が続いているところに、

  • 勉強や運動練習などで身体が疲れている。

  • 心理的にショックな出来事があった。

  • 感染症などの病気で体調を崩した。

  • いじめなど、人間関係の悩みがある。

  • 引っ越しや季節の変化などで、環境の変化があった。

↑このように追い打ちをかけるようなことがあると、小児慢性疲労症候群(CCFS)を発症すると考えられています。

診断基準となる症状は 以下の通りです。

  1. 通常の診察や検査では明らかな原因が分からないまま、30日以上ずっと疲れが続いている、または繰り返している。
    また、休んでも疲れが取れず、学校に行きたくなくなる。
    何をするのもやりたくなくなる。

  2. 次の主な症状のうち2つ、副症状を合わせて4つ以上の症状がある。

  主な症状

  • 記憶力または集中力の低下

  • 睡眠異常

  • 疲労感(わずかな動作でも非常に疲れ、休んでも疲れが取れない)

  • 頭が痛い または重い

  副症状

  • 喉の痛み

  • 首や目の奥の痛み

  • 筋肉や骨などの身体の痛み

  • 腹痛や吐き気

  • 微熱

  • めまい

 
 繰り返しますが、幼児も小児慢性疲労症候群(CCFS)を発症するのかどうか、医学的に確認されていません

 でも、確認されていない以上、発症する幼児がいてもおかしくないと思います。

 幼児は小学生以上に、自分の身体やこころの不調を周りに伝えることができません。

 幼ければなおさら、泣くという行為しかできません。

 幼児の場合、小学生と違って親が必ず園まで送り届けますので「不登校」として目に見える形で症状は現れません。

 だからこそ、もし小児慢性疲労症候群(CCFS)を発症している幼児がいたとしても、見落とされる可能性があるのではないかと思います。

もし、園に行くのを嫌がるのがずっと続いているお子さんの中で、 

  • 園でもお家でも、なんとなくずっと元気がないおとなしい

  • 夜 なかなか寝ない。または、長時間ずっと寝続ける。

など、上記の症状に心当たりがある場合は小児科内科を受診してみてはいかがでしょうか?

 ただし、小児慢性疲労症候群(CCFS)はあまり知られていないため、うつ病や神経症、自律神経失調症などに誤診されることが多いそうなので、ご注意ください。

 

以上で個人的な推測は終わりです(笑)。

 もし医療関係者の方で、幼児は小児慢性疲労症候群(CCFS)を絶対に発症しない、あるいは発症が報告されているとご存知の方は、ぜひお問い合わせフォームから喝を入れてやってください。

 

まとめ-泣かずにお別れできるようにする為には、子どもの気持ちに寄り添いつつ成長を気長に待つ

では、これまでのお話をまとめます。

  • 保育園や幼稚園に預けるときに、子どもが泣いてなかなかお別れできないので困っている。

  • 子どもが園に行くのを嫌がっていて心配…。

  • 子どもが園や先生と合わないのではないかと心配…。

 ↑このように、保育園や幼稚園でお子さんが泣かずにお別れできなくて困っている方や心配されている親御さんは、

子どもの気持ちにていねいに向き合い、それに寄り添った対応をひとつずつ行ってみてください。
そうすれば、いつの間にか子どもが園に笑顔で通うようになります。

 

子どもの気持ちに寄り添った対応の具体的なものとしては、以下のようなものをご紹介させていただきました。

  1. お迎えの時間を事前に約束する。

  2. 子どもの気持ちを代わりに言葉にしてあげる。

  3. 子どもの体調管理には十分気を付ける。

  4. 子どもの前で子どもの悩みを先生に相談してあげる。

  5. 園に行く前には親子でしっかりと仲良くする。

  6. 子どもが園で楽しい時間を過ごせる時間を長くしてみる。

ほかにも、それぞれのお子さん一人一人に合わせた対処法があると思います。
色々な方法を試してみてください。

きっと、その「子どもに園に楽しんで通ってほしい」という親の気持ちはいつか子どもにも伝わるはずです。

ポイントは、気長に子どもの成長を待つことです。
きっといつの間にか、朝 泣かずにお別れできるようになっているはずです。

 

 ちなみに、園に預けるときに泣いて離れられない子とそうではない子どもの違いについて知りたい方はこちら↓の記事も合わせてお読みください。

 

さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか?
ご参考になればうれしいです。

これからも、育児に関する悩みや解決方法などの記事を書いていきます。

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