- 子どもが歯みがきを嫌がって、磨かせてくれない。
- 子どもが虫歯にならないか心配。
- 1歳半検診の虫歯予測(虫歯菌)テストに引っかかってしまった。
子どもの歯のことで悩まれている親御さんは多いのではないでしょうか?
特に、歯みがき嫌いのお子さんの場合は、虫歯にならないか心配ですよね。
子どもの歯は、その親が「きちんとその子を育てているか」を判断される目安の一つだと思います。
虫歯だらけの子どもを見ると、「ああ、親がちゃんと歯みがきしてあげてないんだな。お菓子ばっかり食べさせられて、かわいそうだな…」とか、つい考えちゃいますよね。
そこで今回は、歯みがきが大嫌いな子どもでも歯みがきを嫌がらないようになる3つの方法をご紹介します。
うちの息子も一時期は歯みがきが大嫌いで嫌がり方がひどかったのですが、今ではすっかり歯みがき大好きっ子っです。
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歯みがき嫌いな子どもが歯みがきを嫌がる理由とは?
そもそも、なぜ子どもは歯みがきを嫌がるのでしょうか?
うちの息子の場合を例に挙げると、次のような理由が考えられました。
- ブラシの毛先が固くて、または、ブラッシングの力が強くて、痛いから。
- 自分が何をされているのか分からなくて、怖いから。
- 歯ブラシの間は遊べないから、楽しくないから。
大人でも、歯医者で歯石を取ってもらうだけでも痛いし、怖いし、身動きできないし、まるで拷問って感じですもんね。
子どもがなぜ歯みがきを嫌がるのか、原因がわかれば対策が打てます。
それでは、上の3つの原因へのそれぞれの対策として、歯みがき嫌いな子どもが歯みがきを嫌がらないようにする方法をご紹介していきます。
歯みがき大嫌いな子どもでも、歯みがきを嫌がらないようになる3つの方法
子どもが歯みがきを嫌がる理由①痛い、②怖い、③楽しくないという3つの原因について、それぞれ対策をご紹介していきます。
歯みがきを嫌がる子どもには、歯ブラシを【かなり】柔らかいものに変えてあげる
最初は、濡らしたガーゼなどで歯を拭いてあげてみましょう。
そして「口の中を触られても、痛くない」ということを、子どもに分かってもらいましょう。
次に、柔らかい歯ブラシを用意します。
うちの場合、この柔らかい歯ブラシを探すのに結構苦労しました(汗)。
幼児用の歯ブラシって、普通のスーパーとかドラッグストアだと種類が少ないんですよね。
しかも、どのメーカーの子ども用歯ブラシもそれぞれ「柔らかめ」って書いてあるんですが、実際は(うちの息子にとっては)硬いものが多いです。
わが家では、ぜんぶで7種類も歯ブラシを試してみました!
そして唯一、うちの息子が痛がらなかったのはクリアクリーン(花王)のキッズ用歯ブラシでした。
2歳の頃からずっと、4歳になった今でもこの歯ブラシで毎日みがいています。
ブラシに描かれている絵が、他のメーカーのもののように子どもに人気の高いキャラクターじゃなくて、ただのクジラなんですが、それでも関係なく息子は気に入ってくれています。
親からしたら、幼児用の歯ブラシの毛先の硬さなんて大した問題じゃないように感じるかも知れませんが、たしかにクリアクリーンの歯ブラシは他のメーカーのものよりも柔らかくて、息子にとってはそれが重要なポイントだったようです。
ちなみに、クリアクリーンの他にうちで試した6つの歯ブラシはこちらの商品でした。
↑こちらの電動歯ブラシはブラシの部分がレインボーに光らせたりできるので、1歳半~2歳の頃まではそこそこ嫌がらずに歯みがきできました。
元々は赤ちゃん用でブラシのサイズが小さいため、大きくなってからは使っていません。
歯みがきを嫌がる子どもには、歯みがきの態勢を変えて「自分が何をされているのか見える」ようにしてあげる
歯みがきをするときの、子どもの態勢について見直してみましょう。
うちの息子の場合は、それまで仰向けに寝かせて磨いていたのを、寝そべらずに起きて座った態勢で磨くようにしました。
座った態勢のまま磨くのは、仰向けに寝かせて磨くよりも少し磨きにくく感じるかもしれませんが、まずは子どもを歯みがきに慣らすことが大事です。
また、歯みがきされている子どもの方からすると、歯みがきは「自分が何をされているのか分からない」状態なので、鏡を持たせて、歯みがきされている自分の様子を見せてあげることもおすすめです。
鏡を見せるのはかなり効果があったようで、息子は歯みがきされていても安心できるようになりました。
歯みがきを嫌がる子どもには、歯みがきを「楽しい遊び」として受け入れられるように工夫してあげる
歯みがきの間は(短い時間であっても)子どもにとってはとても退屈な時間です。
だから、子どもにとっては、じっとしてただ時間が過ぎるを待つのは苦痛なのです。
それなら、子どもが歯みがきの間も楽しんで過ごせる工夫をしてあげましょう。
うちの息子の場合は、息子の好きなミニーマウスの歯医者さんごっこ(私がミニーマウスの声を真似しながら歯医者さんごっこする)をしながら歯みがきしたり、ぬいぐるみに歯ブラシを持たせて(ぬいぐるみの腕の間に歯ブラシを挟んで)歯みがきをしたりしました。
すると、意外なほど息子の反応が良く、これでずいぶんと歯みがきが好きになってくれました。
さらに、息子のお気に入りの歯医者さんが見つかった後は、ますます歯みがきを積極的にして貰いたがるようになりました。
うちの息子のお気に入りの歯医者さんは、院内の待合い室におもちゃがたくさんあって、診察台でアニメが見られたりするところです。
先生もとても優しく、子ども好きな方です
そちらの歯医者さんでは、定期健診の時に虫歯がなければスタンプを2個、虫歯があったらスタンプを1個だけカードに押してもらえるというシステムなのですが、カードが溜まるとガチャガチャ(おもちゃが入ったカプセルの機械)ができるので、息子は「虫歯を作りたくない!」と毎日はりきって歯みがきしてもらうようになりました。
また、定番のごほうびシール作戦も効果がありました。
うちの息子は、歯みがき後のごほうびシールを毎回楽しみにしていました。
歯みがき大嫌いだった息子でも、3つの方法で歯みがきが大好きになった
以上のように、「痛い、怖い、楽しくない」のそれぞれに対策を取った結果、うちの息子は歯みがきが大好きになりました。
特に、「歯ブラシをクリアクリーンのものに変えた」のと「ごっこ遊びをしながら磨く」という作戦が功を奏したように思います。
うちの息子のように、歯みがき嫌いなお子さんをお持ちの親御さまはぜひ一度試してみてください。
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まとめ―子どもが歯みがきを嫌がらないようにするには、子どもに歯みがきは「痛くない・怖くない・楽しいもの」だと教えてあげることが大切
では、これまでの内容をまとめます。
子どもが歯みがきを嫌がるのは、次のような理由が原因です。
- ブラシの毛先が固くて、または、ブラッシングの力が強くて、痛いから。
- 自分が何をされているのか分からなくて、怖いから。
- 歯ブラシの間は遊べないから、楽しくないから。
そこで、それらの原因が解消されるように、次の3つの方法をとると良いでしょう。
- 歯ブラシをできるだけ柔らかいものに変える(痛くない)。
- 子どもに鏡を持たせて、歯みがきの様子を見せてあげる(怖くない)。
- 歯医者さんごっこ遊びやぬいぐるみを使ったりしながら磨く(楽しい)。
うちの息子は歯みがきが大嫌いでしたが、これら3つの方法をとることで、歯みがき大好きっ子に変わりました!
ちなみに、わが家おすすめのブラシが一番柔らかいのはクリアクリーン(花王)のキッズ用歯ブラシです。↓(他のメーカー品より柔らかいです!)
ところで、子どもの虫歯のなりやすさには遺伝的な影響があることが分かっています。
詳しくは、こちらの記事でご説明しています↓
虫歯になりにくい、なりやすいにかかわらず、子どもにはぜひ歯みがきが好きになって欲しいものですね。
そして、歯みがきタイムが親子で楽しめる「ふれあいの時間」となれば親子の絆がさらに深まることと思います。
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